藤和不動産(株)は26日、7日に発表した「新経営計画」を策定する上で要請してきた金融支援について、UFJ銀行をはじめとする主要行から債務免除の了解を得たと発表した。
これにより、同社は総額2,000億円の特別利益を計上して損失の引当とし、また債務株式化により300億円の資本増強を図る。同社では、これにより「新経営計画」がより確実なものとなると同時に、同社が健全企業としての第一歩を踏み出すものであるとしている。
なお今後は、マンション分譲業の高い収益性を維持するとともに徹底した経費削減を行なっていく方針。