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藤和不動産、新経営計画に伴う資本準備金の組入れを決議

 藤和不動産(株)は28日、同日開催の取締役会で「新経営計画」の一環である資本準備金の資本組入れについて決議し、減資および株式の併合についての臨時株主総会議案を承認可決したと発表した。

 資本準備金の資本組入れは「新経営計画」の一環として行なわれたもの。資本準備金33億252万754円全額を組入れ、資本金を291億2,733万3,227円とする。この資本組入れによる新株式の発行はないため、発行株式総数に変更はないとしている。
 また、2003年1月21日開催予定の臨時株主総会に附議予定の議案として、減資および株式の併合について承認可決。減資については、無償の減資で291億2,733万3,227円を265億4,533万3,227円減少し、25億8,200万円とする。株式については、発行済普通株式数を適正化するために2株を1株に併合、5,743万1,791株とし、1単元を500株に変更する。
 なお同社では、臨時株主総会においてこれらの議案が承認されれば、「新経営計画」による経営の健全化を図ることができるとしており、今後もさらに高収益体質の維持をめざしていくとしている。


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