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東日本レインズ、11月の不動産流通市場の動向を発表

 (財)東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は10日、首都圏における2002年11月の不動産流通市場の動向を発表した。

 これによると中古マンションの成約件数は2,063件(前年比▲1.01%)と前年比で2ヵ月連続の減少となった。新規登録物件数については7,762件(同9.12%増)と、4ヵ月連続の増加を示した。また、成約物件平均価格は1,955万円(同▲0.19%)となり、前年比が前月の増加から再び減少に転じるも、前月比では0.33%の増加をみせた。成約物件1平方メートル当たりの単価は30.63万円(同0.07%増)と前年比でわずかながらも上昇、前月比でも1.16%増となり、ともに2ヵ月連続の上昇となった。
 戸建住宅の成約件数は1,005件(同▲1.47%)で、2ヵ月連続で減少した。新規登録物件数は5,295件(同▲8.86%)で、9ヵ月連続で前年同月を下回っている。成約物件平均価格は3,431万円(同▲0.02%)、新規登録物件の平均価格は4,192万円(同▲2.83%)となった。
 土地(100~200平方メートル)の成約件数は350件(同15.13%増)となり、9ヵ月連続で増加。成約物件の平均価格は2,923万円(▲9.76%増)となり前年比で前月の上昇から再び減少転じ、前月比でも▲5.29%となり3ヵ月ぶりの減少を示した。なお、新規登録件数は2,143件(同▲7.23%)、平均価格は3,228万円(同▲2.39%)であった。


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