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東京建物、錦糸町再開発プロジェクトをスタート

 東京建物(株)は16日、東京都墨田区太平4丁目所在の旧精工舎跡地において進めている開発計画「(仮称)太平4丁目錦糸町開発計画」の起工式を同日挙行したと発表。また併せて、同プロジェクトの名称を「TOKYOリ・デザインプロジェクト」に決定した。

 JR総武線「錦糸町」駅徒歩5分に位置する同プロジェクトは、地上31階建てのオフィスタワー(事務所棟)、地上7階建ておよび地上8階建ての2棟編成となるエンターテイメントモール(商業施設)、地上44階建てのレジデンシャルタワー(住宅棟、総戸数約680戸)とで構成する複合都市。
 就業人口約3,800人を想定したオフィスタワーは、1フロア約500坪のオフィス空間に、最先端の設備はもちろん、ゆとりある天井高、三層吹き抜けのエントランスホールなどを加えたクリエイティブな環境を提供。敷地南側に緑豊かな錦糸公園が広がるレジデンシャルタワーは、東東京エリアで最高の高さを誇る超高層マンションならではの開放感と眺望が魅力となるほか、エンターテイメントモールには専門店と飲食店、シネマ・コンプレックスなどが入居予定で、年間約1,000万人の来場を見込むとしている。
 なお、同プロジェクトは、2001年1月「用途地域の変更」「特定街区」等の都市計画決定を受けており、特に「特定街区」については、東京都で初めて「都心居住特別型」の適用を受けている。
 今後は、2003年3月に営団地下鉄半蔵門線「錦糸町駅」が開業、2006年5月にグランドオープンを迎える予定。


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