韓国・建国大学校不動産大学院の学生・関係者ら12人が、日本の賃貸管理業を学ぶため12月15日から5日間に渡り、来日した。
一行は、都内不動産会社や河田町フジテレビ跡地プロジェクト、シニアハウス、共生型賃貸マンションなどを見学。また、不動産関連会社役員や大学教授らを講師に招き、日本の賃貸管理業についてのセミナーを受講した。現在、韓国の不動産市場は好況で賃貸物件も建設ラッシュを迎えているが、管理分野はまだ発展途上の段階。そこで、日本の進んだ管理システム等を勉強し、今後の市場形成に役立てたいとしている。
今回の研修旅行のコーディネーターを務めたのは、（株）ハウジング恒産（東京都新宿区、代表取締役：清水新一氏）。同社は、韓国国民銀行を大株主とするコリアアセットマネジメント社と提携し、今年8月にソウル支社を設立している。将来的にソウルで賃貸管理業を展開する予定だ。