パナホーム(株)は、業界初の家庭内ネットワーク設備を採用した都市型住宅「エルイデオ リヴィ」を2003年1月1日より全国(北海道、沖縄、積雪寒冷地域を除く)で発売開始すると発表した。
同商品は、「都市の光と風を愉しむ家」をコンセプトに、2002年10月より東京地域・近畿地域限定で発売され、都市部における空間提案やオール電化仕様等から好評を得ている商品。今回これに、近年ニーズが高まりつつある「個性やこだわり」「防犯」「安心・安全」「省エネ」等のテーマに対応する設備・仕様のさらなる充実を図り、全国発売することとした。
同商品最大の特徴は、家庭内ネットワーク設備「ハウスルー・ネット」の採用。これは同社が松下産業機器(株)と共同開発した業界初のネット家電通信規格(エコーネット)に準拠した家庭内ネットワーク設備で、携帯電話からインターネットを経由して「見守り確認」「侵入者連絡」ができるほか、電気機器の電源や玄関ドア電気錠の制御が可能となっている。
また、通風・採光を確保しつつ、安全性・プライバシー・省エネにも配慮した「スカイライトシリンダー」「スリット吹き抜け」「ハイウォールバルコニー」により、間仕切りの少ないおおらかな空間設計を実現。さらに、個性的な外観コーディネートやオール電化仕様による安全で快適な暮らしも付加されている。
販売価格は3.3平方メートル当たり53万円から、初年度(2003年度)販売目標は600棟。