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プレミア投資法人、2物件を新規取得

 プレミア投資法人は7日、マンション「キャビン アリーナ赤坂」(東京都港区、総戸数32戸)、およびオフィスビル「NARA BUILDING 2」(横浜市港北区)の2物件を、1月8日付けで取得すると発表。

 「キャビン アリーナ」は、2002年11月竣工の新築レジデンス(住宅)で、土地面積353.37平方メートル、1LDKを主体とした鉄筋コンクリート造陸屋根10階建てのマンション。東京都心におけるレジデンスへの投資比率を高め、ポートフォリオ全体の運用バランスの充実を図ることを目的に、オリックス・リアルエステート(共有持分60%)およびケン・コーポレーション(同40%)より13億3,000万円で取得する。
 なお、同物件の稼働率は取得時20.8%であるが、同法人では、最寄りの地下鉄駅より徒歩3~5分の立地の良さや新築物件であることなどから、今後稼働率を92%に高め、月あたり約9,200万円の賃貸事業収入を見込むとしている。物件引渡しは4月4日の予定。

 一方「NARA BUILDING 2」は、東京周辺都市部におけるオフィスへの投資比率を高め、ポートフォリオ全体の運用バランスの充実を図ることを目的に取得。土地面積700.59平方メートル、鉄骨・鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階地上11階建てのオフィスビルで、(有)ピーアイティーパートナーズより15億8,000万円で取得する。
 取得時のテナントは12名、稼働率は78.3%だが、同物件がみなとみらい21地区等とならぶオフィス集積地に位置し、テナントリーシング次第で収益の拡大を期待できることなどから、今後稼働率を92%に高め、月あたりの賃貸事業収入約1億9,600万円を見込むとしている。物件引渡しは2月26日の予定。


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