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三井ホーム、多摩美大と共同で高齢者の住環境に関する展示会を開催

高齢者夫婦だけの家「話食を楽しむ家」(上)、高齢者のための地域施設「茶々房」(下)

 三井ホーム(株)は、多摩美術大学との共同プロジェクト「長寿社会における高齢者の住まいと生活空間の提案」の研究成果などを展示する学外展示会を、1月19日から21日まで、新宿モノリス(東京都新宿区)において開催する。

 同プロジェクトは、高齢者の生活実態の体験把握と楽しく安心して住み続けられる住環境についての具体的な課題研究や提案を、学生の既成概念にとらわれない新たな発想と価値観を重視しつつ行ない、これにより得られた新しいアイディアや課題解決についてのヒントを、同社長寿研究所のハード・ソフト両面の調査、研究に役立てることを目的としている。
 第4回目の共同プロジェクトとなる今回は、同大学環境デザイン学科の3年生(15人)の課題テーマとして、2002年10月末から約2ヵ月間課題研究を実施。「高齢者夫婦だけの家」「高齢者の集合・共同住宅」「高齢者のための地域施設」の3つの課題を掲げ、高齢者疑似体験や住宅見学、生活者の意識調査等を行ない、各課題ごとの分析・研究を行なった。
 今回の展示会では、各課題テーマに関するプロジェクト報告として、制作した提案模型やプレゼンテーションパネルなどが展示される。展示会の詳細は以下のとおり。

■期 間 2003年1月19日(日)から21日(火)
■時 間 10:00~16:30
■会 場 新宿モノリス5階「プレゼンテーションスクエア」
     (東京都新宿区西新宿2-3-1)


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