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ラサール インベストメント マネジメント、レポート「2003年版投資戦略」を発表

 米国シカゴに本社を置く不動産投資運用会社のラサール インベストメント マネジメント インクは17日、世界の不動産市場分析と不動産投資に関する包括的な調査をまとめたレポート「2003年版投資戦略」を作成。また、併せて日本の不動産市場に関する部分を中心に抜粋した日本語版を作成したと発表。

 同レポートは、アジア、北米および欧州の不動産市場を形成するファンダメンタルを需要と供給、価格、キャピタル・フローおよび地域経済学を踏まえて調査分析したもの。
 2003年の全体的な見通しとして、同社グローバルインベストメントリサーチ部門最高責任者であるジャック・ゴードン氏は、「リースアップされた不動産が法人および個人にとっての投資の対象となってきたが、この資本の偏重が不動産のリスクと収益の特性を変化させており、2003年安全性の価格は上昇し、リスクと収益の幅は上下ともに圧縮されている」さらに「多くの投資家が西欧や北米において投資収益を生む安定した不動産を求めるにつれて高品質の物件の利回りは下落しているが、極端なリスク回避と利回りの下降圧力は1、2年以上は続かない」としている。
 なお、同レポート(英語版)は、同社ホームページで閲覧が可能。日本語版(抜粋)については、担当:中田氏(tel 03-3568-1077)まで問い合わせのこと。


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