不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

アットホーム、12月の賃貸物件市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は23日、首都圏における12月の賃貸物件の市場動向を発表した。

 同社への賃貸物件登録数は、居住用が32,205件(前年同月比21.9%増)で19ヵ月連続のプラス、事業用は3,752件(同▲10.4%)と前年同月比は2ヵ月連続のマイナスとなった。
 1平方メートルあたり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,740円(前月比4.6%上昇、前年同月比10.9%上昇)、アパートは2,050円(同変動なし、同1.0%上昇)となった。
 1戸あたり登録賃料の首都圏平均では、マンションが11.60万円(前月比3.9%上昇、前年同月比6.6%上昇)、アパートが6.71万円(同0.3%上昇、同0.3%上昇)となった。
 居住用賃貸物件成約数は8,238件(前年同月比▲10.1%)で、再び減少に転じた。これは▲19.6%となった神奈川県の大幅減が響いたもの。東京都下(同▲23.8%)でも16ヵ月ぶりに減少を示し、上昇したのは19ヵ月連続増の埼玉県のみ。なお、成約はシングル中心で、東京23区に至ってはアパートは8割がシングル向けとなっている。
 また、1平方メートルあたり成約賃料の首都圏平均は、マンションが2,600円(前年同月比0.8%上昇)、アパートは2,160円(同▲2.3%)。1戸あたり成約賃料の首都圏平均では、マンションが9.94万円(同▲1.7%)、アパートは6.73万円(同▲0.7%)となった。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら