2002年10月29日にジャスダックに上場した（株）毎日コムネット（所在：東京都千代田区、代表取締役：伊藤守氏）は22日、「2002年11月期決算短信（単体）」を発表した。
当期の売上高は27億400万円（前年同期比15.8％増）、営業利益は3億6,300万円（同13.2％増）、経常利益は3億5,000万円（同11.2％増）、当期純利益は1億9,000万円（同13.6％増）であった。
首都圏の大学生をメインターゲットに学生支援事業を行なう同社では、学生マンション事業の強化に努めており、当期は前期比26.1％増の13億5,186万6,000円の売上げを計上。従来、木造アパートやプレハブが中心であった学生賃貸住宅市場だが、同社では、女子学生比率の増加、セキュリティニーズの向上などにより、マンション需要は今後もますます高まるものと判断。コンサルティング営業の強化、サブリース物件の開発を推進した結果、新規15物件407戸の開発、総合管理からの変更17戸を含めると総管理戸数は前期比33.8％増の1,612戸に至ったものとしている。
次期の見通しについては、売上高31億5,000万円（前期比16.5％増）、営業利益4億円（同10.1％増）、経常利益4億1,500万円（同18.5％増）、純利益2億3,000万円（同20.6％増）を見込んでいる。