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クリード、「2003年5月期 中間決算」発表

 (株)クリードは29日、「2003年5月期中間決算(単体・連結)」を発表した。

 当期単体の売上高は19億2,791万9,000円(対前年同期比25.9%増)、営業利益は3億6,962万7,000円(同5.5%増)、経常利益は4億6,720万4,000円(同44.7%増)、当期純利益は3億2,929万2,000円(同85.3%増)となった。
 当期連結業績(対象23社)の売上高は34億9,035万1,000円(対前年同期比27.7%増)、営業利益は6億8,258万7,000円(同15.3%増)、経常利益は5億9,975万9,000円(同14.3%増)、当期純利益は3億3,826万1,000円(同16.2%増)となった。
 大幅な増収増益となった要因として同社は、基盤であるデューデリジェンスとソリューションとのシナジー効果により、プリンシパルインベストメントやファンドビジネスに注力した結果としている。特に主力のプリンシパルインベストメント事業では、物件の取得による賃料収入の増加と物件売却が進んだことにより、売上高26億4,000万円(対前年同期比117.9%増)、営業利益5億8,000万円(同18.3%増)を計上した。
 通期見通しについては、金融再生プログラムによる不良債権処理の加速化などの動きは同社ビジネスにとって追い風になるとも思われることから、各事業の連携強化により最大限の効果を引き出す考えで、連結で売上高54億円、経常利益12億円、純利益7億円を見込んでいる。


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