三井不動産(株)は5日、同社がプロジェクトマネジメントを手がける旧飯田町貨物駅跡地(千代田区飯田橋3丁目)の「アイガーデンエア(飯田町地区開発計画)」中央街区に、事業棟「ガーデン エア タワー」(事業主および建築主:日本貨物鉄道(株))が竣工したと発表。
「ガーデン エア タワー」は、地下2階地上35階建てのオフィスビルで、商業棟「アイガーデンテラス」を併設する複合プロジェクト。業務棟には、KDDI(株)の入居がすでに決定し、竣工と同時に満室稼働することになっている。
同社では、東洋不動産(株)および大和ハウス工業(株)とともに同事業のプロジェクトマネジメント業務を受託、同社が代表受託者となって業務を遂行してきた。なお、竣工後は、プロパティマネジメント業務、リーシング業務等を包括したオフィスマネジメント業務を担当する。
「アイガーデンエア」全体については、同社の提案のもと設立された「アイガーデンエアタウンマネジメント推進協議会」が、外溝清掃、植栽管理などの各種管理業務を街全体で実施することになる。これにより、統一感のとれた街なみの形成が可能となると同時に、共同発注等によって経費削減効果も期待できる。グランドオープンは3月下旬の予定で、同社では、今後もタウンマネジメント協議会の事務局を通して、街全体の活性化に寄与していく方針。