野村不動産(株)は、インターネットでの住宅購入見込み会員組織を「プラウドクラブWEBサービス」とリニューアル。HTML形式によるメールマガジン配信などの新サービスを開始することを10日に発表した。
HTMLメールでは、写真や文字などをカラフルな画像として送信することが可能となる。しかし、テキストメールに比べファイルサイズ大きくなることから受信承諾を取得することが一般的となっており、住宅購入見込み会員組織の情報配信において採用した例はなかった。そうした中、同社では一昨年より受信承諾取得を開始し、このほど全国4万5,000人のうち約3万人の承諾を取得したことから、今回のサービススタートに踏み切った。
HTMLメール配信にあたっては、インターネット広告では最大手の(株)サイバーエージェントのノウハウを活用し、先進的なメールマーケテイングを推進していく方針。10日配信の創刊号では、女優の桐島かれん氏や料理研究家の藤野真紀子氏などのインタビューを掲載。このほかにも専門家による厳選された住まい選びの情報を提供するなど、読者の興味をかき立てるコンテンツを企画している。
リニューアルした「プラウドクラブWEBサービス」では、HTMLメール配信のほかにも、会員専用の「マイページ」を設け、会員の希望エリアの物件だけを閲覧できるようにしたり、氏名等の入力をすることなく資料請求可能にするなどの特典を付加。また、適宜開催するキャンペーン告知なども行なっていく。