三菱地所(株)はソニー(株)と共同で、天井吊りのプラズマテレビが上下左右に移動可能な「シアターリビング」を開発。15日にオープンする「高輪パークハウス コリーヌ」(東京都港区、総戸数37戸)のモデルルームに、「ムーブ&ムービー シアターリビング」のサンプルルームを設け展示を開始する。
同社では、テレビが壁面や部屋隅に置かれることが多く、家具のレイアウトを制限しがちなことから、こうした問題解消をめざし「ムーブ&ムービー シアターリビング」を開発。「シアターリビング」とは、天井内にレールを設け、そこへプラズマテレビを吊り下げることで、壁面から窓面、また上下にプラズマテレビを動かせるようにしたもの。これによりリビングのどの場所からでも、またどんな姿勢でも正面から目線の高さでテレビを見ることが可能となる。壁面に据え付けたスピーカーから出る音声についても、画面の位置に合わせ切り替えが可能。また、持ち運び専用の液晶パネル一つで、映像、照明、電動スクリーン、カーテンのすべてを一括操作できる。