(株)不動産経済研究所は13日、首都圏および近畿圏の「2003年1月度マンション市場動向」を発表した。
これによると、首都圏における新規発売戸数は3,327戸(対前年同月比▲2.8%、対前月比60.3%増)、契約戸数は2,343戸、契約率は70.4%(同3.7ポイント増、同▲1.2ポイント)で、1戸当たりの平均価格は3,974万円、分譲単価は1平方メートル当たり52.7万円であった。翌月繰越販売在庫数は10,658戸で、前月末に比べ953戸の減少となった。なお、2月の発売戸数は8,000戸前後となる見込み。
近畿圏における新規発売戸数は1,085戸(対前年同月比▲11.4%、対前月比▲44.6%)、契約戸数は704戸、契約率は64.9%(同4.2ポイント増、同▲7.1ポイント)で、1戸当たりの平均価格は3,062万円、分譲単価は1平方メートル当たり40.7万円であった。継続販売在庫数は6,658戸で、前月末に比べて510戸の減少となった。なお、2003年2月の発売戸数は3,500戸程度となる見込み。