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東京建物、「2002年12月期決算」発表

 東京建物(株)は13日、「2002年12月期決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績の売上高は978億1,800万円(対前期比15.2%増)、営業利益は135億3,200万円(同16.7%増)、経常利益は76億500万円(同17.5%増)、当期純利益は40億2,200万円(同111.8%増)であった。
 当期連結業績(対象16社)の売上高は1,224億400万円(対前期比16.0%増)、営業利益は176億9,300万円(同20.3%増)、経常利益は112億800万円(同23.6%増)、当期純利益は64億2,200万円(同71.1%増)であった。
 増収増益となった理由として同社では、特に分譲事業において、都心部を中心とした高品質のマンションの開発、投資家向けの販売などに注力した結果、収益ベースで対前年度比27.7%増の659億5,300万円、利益ベースで同109.9%増の49億3,400万円を計上できたことをあげている。
 次期の見通しについては、主要事業分野である賃貸事業および分譲事業において収益力の強化に努めるとともに、不動産証券化の積極的展開により新たな事業領域の拡大を図るとしており、営業利益1,300億円、経常利益102億円、当期純利益57億円を見込んでいる。


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