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パシフィックマネジメント、商業施設対象のファンド運用会社を設立

 パシフィックマネジメント(株)(東京都渋谷区、社長:高塚優氏)は、商業施設を対象とした不動産投資ファンド事業進出を図り、(株)ジャパンリテールブレインズ(大阪府大阪市中央区、社長:廣崎晴重氏)との合弁により、17日付けで新会社を設立した。

 同社は、これまでマンションやオフィスビルを対象とした不動産投資ファンドを運用してきたが、今後、企業の保有するさまざまな不動産処分のニーズが高まるものとみており、投資対象不動産の多様化推進のために今回の新会社設立にいたったもの。ジャパンリテールブレインズは、「商業施設への不動産投資」分野で必要とされる、売上管理、マーケティングおよび販売促進企画等専門的な運営ノウハウを有している。
 新会社は「パシフィックリテールマネジメント(株)」(東京都渋谷区)で、代表取締役にはジャパンリテールブレインズ社長の廣崎晴重氏が就任する。資本金は5,000万円で、出資比率は同社が80%、ジャパンリテールブレインズが20%。商業施設を対象とした不動産ファンドの組成・運用のほか、デューデリジェンス、開発企画業務、管理・運営業務などを行なう。
 なお、当面はファンド向け投資対象商業施設の発掘に注力するため、同社連結業績への影響は軽微であるとしている。


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