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不経研、1月度の首都圏「建売住宅市場動向」発表

 (株)不動産経済研究所は、首都圏の「2003年1月度の建売住宅市場動向」を発表した。

 これによると、首都圏における新規販売戸数は468戸(対前年同月比30.4%増、対前月比116.7%増)で、地域別にみると東京都163戸(全体比34.8%)、千葉県139戸(同29.7%)、埼玉県30戸(同6.4%)、神奈川県130戸(同27.8%)、茨城県6戸(同1.3%)であった。
 新規発売戸数に対する契約戸数は250戸で、月間契約率は前年同月よりも12.2ポイントアップの53.4%であった。なお、前月と比べても7.6ポイントのアップ。地域別契約率は、東京都55.2%、千葉県54.0%、埼玉県23.3%、神奈川県59.2%、茨城県16.7%となった。
 1戸当たりの平均価格は4,529.0万円で、前年同月比総額で405.9万円のアップ、前月比総額で395.6万円のアップとなった。地域別の平均価格は、東京都5,170.9万円、千葉県3,564.9万円、埼玉県3,838.7万円、神奈川県5,004.9万円、茨城県2,564.8万円であった。
 新規発売戸数のうち即日完売となったのは43戸(全体比9.2%)。1月末現在の翌月繰越販売在庫数は674戸で、前年同時期に比べ71戸の増加し、残戸数は641戸となった。


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