松下電工（株）は25日、マンション生活におけるさまざまなニーズに対応すべく、インターネットを活用した生活支援サービスを提供するシステム「エミット・マンションシステム」を開発、2月よりマンションディベロッパーに向けた提案・受注活動をスタートしたと発表した。
同システムは、マンションHAとLAN設備をマンションゲートウェイでリンクすることにより、各種サービスを提供するというシステム。インターネットで同社センターサーバーと契約マンションとを接続するため、マンション側にはサーバーなどの特別な設備が不要となり、低コストでの導入が可能となる。
生活支援サービスは、「パーソナルセキュリティ」、「生活便利サービス」、「気がかり解消サービス」、「マンション管理業務支援サービス」の4分野のサービスを提供。携帯電話を利用した外出先からの施錠や、外出中の来客および宅配ボックスへの着荷通知、緊急時に携帯電話や管理会社に通知することのできる発信器などのほか、遠隔監視・制御技術を採用した管理会社向けのサービスも提供される。
発売予定は7月、販売目標は初年度10,000戸。