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JPR、「2002年12月期決算」を発表

 日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は2月28日、2002年12月期の決算短信を発表した。

 当期の運用状況は、営業収益49億7,200万円(対前期比11.3%増)、営業利益22億8,800万円(同17.4%増)、経常利益20億200万円(同171.2%増)、当期利益20億100万円(同171.6%増)であった。
 当期末時点における発行済投資口数は289,600口で、1口当たりの分配金は6,912円、総資産額は1,065億7,800万円。
 新規取得物件としては、「新横浜センタービル」(横浜市港北区、取得価格9億2,000万円)、「SK広島ビル」(広島市中区、同9億5,000万円)、「新麹町ビル」区分所有権の一部(千代田区麹町、同5億5,000万円)の3案件を取得し、2002年12月末の保有資産は27物件、全賃貸可能面積合計168,987.78平方メートルとなった。テナント数は311、期末稼働率は93.4%。年率3%を計画していた経費削減は、それを上回る4.7%の結果となった。
 次期見通しについては、資産規模拡大の次期と認識しており、新規物件取得のペースップを図り今年末に資産規模1,500億円の達成をめざす方針。これらにより、営業収益48億9,500万円、経常利益17億5,300万円、当期利益17億5,200万円を見込んでいる。


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