三菱地所（株）は28日、同社が土地取得から企画・開発まで行なった初のサービスアパートメント「サマセット麻布イースト」（東京都港区東麻布、総戸数79戸）が竣工、3月1日より営業を開始すると発表した。
「サマセット麻布イースト」はRC造、地上14階・地下1階建て、住戸は42.91平方メートル～54.79平方メートルまで、STUDIO（ワンルーム）タイプとワンベッドルーム（1LDK）タイプを用意。
メインターゲットに、「プロジェクトのために、数ヵ月単位で日本に出張してくる外国人ビジネスマンを想定」（三菱地所資産開発事業部・天野雅美副長）し、居室内にはベッド、ソファー、テーブル等の家具、テレビ、ビデオ、フルサイズキッチン、冷蔵庫食器洗浄機などさまざまな設備を完備。さらに100Mbpsブロードバンドインターネット無料接続、ケーブルテレビといった、ビジネスマンにニーズの高いインフラも整備している。また屋上にはバーベキューテラス、地下には無料で利用できるプール、マシンジムも併設するなど、共用施設も充実させた。
運営管理業務は、同社がシンガポール法人のアスコット社（The Ascott Group Limited）と共同で設立した（株）アスコットジャパンが行なう。バイリンガルスタッフが24時間常駐、フロントサービスを行ない、滞在者をサポートしていくほか、港区六本木で展開している「サマセット六本木」（総戸数64戸）でも好評の、滞在者同士のコミュニケーションを深めるイベントを同物件でも企画。年4回程度の都内名所を案内するクイックツアーや、入居者を招待しての屋上バーベキュースペースでのパーティなどが予定されている。
月額賃料は426,000円～666,000円。3月1日～4月30日までに契約開始した場合は、契約期間当初2ヵ月につき、約30％オフとなる324,000円～486,000円のオープニングキャンペーン価格が適用される。