住友林業(株)およびスミリンツーバイフォー(株)は27日、スミリンツーバイフォーの社名を4月1日より「住友林業ツーバイフォー(株)」に変更すると発表。これに伴い、全商品に外断熱工法およびメーターモジュールを採用することも併せて発表した。
スミリンツーバイフォーは、2×4業界の草分け的企業として、「ナプコホーム(株)」の商号で1972年に設立。その後、1986年に住友林業が全株式を取得、1996年にスミリンツーバイフォーに商号を変更し、2×4住宅の設計・施工・販売を行なっている。
今回の社名変更は、スミリンツーバイフォーが住友林業グループの新築住宅事業の一翼を担うものであるとの位置づけを明確にすることを目的に行なうもの。これを機に、スミリンツーバイフォーが独自に開発した外断熱工法「フルセーブ工法」を全商品に採用。また、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、基本モジュールをメーターモジュールに変更する。全商品への外断熱、メーターモジュールの導入は業界初となる。
今後は、中高級層向けを中心に購買層を拡大。将来的には中京圏への進出も視野に入れつつも、当面は首都圏、京阪神地区に営業エリアを絞り込み、早期に完工1,000棟、経常利益10億円をめざす考え。