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「ららぽーと1」リニューアルグランドオープン

 三井不動産(株)、(株)ららぽーと、(株)ダイエーの3社は5日、現在大規模リニューアル実施中のショッピングセンター「TOKYO-BAYららぽーと」(千葉県船橋市)を3月20日にグランドオープンすると発表した。

 「TOKYO-BAYららぽーと」は、1981年4月の開業以来、顧客志向の観点から増床、リニューアルを継続的に実施。2002年11月30日からの第1弾リニューアルオープンを経て、3月20日にグランドオープンを迎える。
 今回の「ららぽーと1」の大規模リニューアルでは、より多様化・高度化する顧客ニーズに対応すべく、要望の強かった食品ゾーンの新設や、千葉県最大級となるキッズゾーンの強化に注力。テナントを、「キッズ」ファミリーゾーン、ニュースタンダードファッション&グッズゾーン、ライフクリエーション提案ゾーン、パワーアダルト&ミックススタイル提案ゾーン、「食」関連ゾーンの5つに再編成した。
 リニューアルの中心となる食品ゾーン「fooddeco(フードデコ)」はヨーロッパの街並を意識した約1,300坪のゆったりとした売り場で展開。(株)阪急百貨店との提携により、イートインを組み合わせた54店舗による新たな空間を提案している。また、一部先行オープンしている(株)ナムコが運営する「しましまタウン」も、これまでに展開してきた施設の中で最大規模のものとして新たにオープンさせ、親子一緒に楽しめる「TOKYO-BAYららぽーと」全体の集客力向上を図る。
 このほか、カスタマーサービスセンターにおいては、顧客志向のさらなる実現をめざして実施している介護・不動産・税務などの各種相談窓口の追加やインフォメーションセンター等による案内体制の強化などを整備し、顧客のより幅広いニーズに対応。さらにATMゾーンの拡張など、地域住民のコミュニティーとしての役割にも配慮する。
 今回のリニューアルにより、「ららぽーと1」のテナント数は217、「TOKYO-BAYららぽーと」全体では約540となる。


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