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不経研、ペット飼育可マンション普及率調査結果を発表

 (株)不動産経済研究所は4日、2002年の首都圏におけるペット飼育可能なマンション(以下、ペット可マンション)の普及率調査結果を発表した。

 これによると、2002年に供給されたペット可マンションは30,592戸(前年比79.7%増)と大幅な増加をみせた。地域別には、都区部での供給が10,133戸(シェア33.1%)と最も多く、次いで神奈川県が7,791戸(同25.5%)、千葉県が4,524戸(同14.8%)、東京都下が4,183戸(同13.7%)、埼玉県が3,961戸(同12.9%)となった。
 全供給戸数に対するペット可マンションの普及率は34.6%(同15.5ポイント増)。地域別には、千葉県が39.9%でトップ、次いで東京都下(38.3%)、埼玉県(38.3%)、東京都区部(32.1%)、神奈川県(32.0%)となり、すべての地域で30%を超える普及率となった。
 また、ペット可マンションの中でも、足洗い場やグルーミング室、ペットサインエレベーターなどペット飼育専用の設備を設けた物件が19,497戸(前年比202.9%増)と大きく増加。ペット可マンション全体の63.7%を占め、前年の20.6%から急増している。
 なお、2002年の主なペット可マンションで総戸数400戸を超える物件は、「ニュートンプレイス」(東京都江東区、総戸数989戸)、「ニューロシティ」(東京都日野市、総戸数707戸)、「グランレガーロ」(東京都町田市、総戸数500戸)、「ローレルスクエア南大沢」(東京都八王子市、総戸数406戸)、「ダイアパレスワンダースケープ」(横浜市栄区、総戸数411戸)、「ソフィアさいたま新都心」(埼玉県さいたま市、総戸数402戸)。


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