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東急電鉄、「Rete tamaplaza」内覧会を開催

各住戸に設けられた“通り庭”(上)、白で統一された室内(下)

 東京急行電鉄(株)は5日、提案型集合賃貸住宅ブランド「TOP-PRIDE(トッププライド)」の新築物件「Rete tamaplaza(レーテ・たまプラーザ)」(横浜市青葉区、総戸数18戸)の内覧会を開催した。

 「TOP-PRIDE」とは、「住」に対してこだわりを持つ賃貸住宅入居者のニーズにマッチした賃貸住宅を供給すべく、専用ホームページ
(http://www.top-pride.com/)で登録した会員から賃貸住宅ニーズを吸い上げるとともに、それにあった賃貸住宅(コンセプトマンション)を企画・商品化するというもの。
 同ブランド第3号物件となる「Rete tamaplaza」は、東急田園都市線「たまプラーザ」駅徒歩2分に位置する地上8階建ての物件(1・2階は店舗)。
 最大の特徴は、“通り庭”と称する専用のバルコニー(2.10平方メートル~30.61平方メートル)を全18戸にそれぞれ設けていること。部屋と部屋の間に幅1メートル程度の“通り庭”を設け、そこを通って隣りの部屋に行くタイプや、コの字型に居住部分を配置し、中庭のように“通り庭”を設けたタイプなど、数タイプを用意した。
 設計を担当した篠原聡子氏(「空間研究所」代表)の「ふとんや洗濯物を干すバルコニーこそが一番のプライバシー」という考えが、この“通り庭”という発想につながった。
 そのほか、壁一面を使った窓に断熱効果のある可動式スクリーンを設置したり、一般の集合住宅とは逆の発想で間口を広くとる、など随所に「こだわり」があるつくりに仕上がっている。
 住戸面積は26.26平方メートル~61.24平方メートル、賃料は管理費込みで月額102,000円~210,000円。3月5日現在14戸が予約済みで、残る4戸は先着順に申し込みを受け付けている。入居開始は3月11日からの予定。


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