東急リロケーション（株）および東急ステイサービス（株）は、長期滞在型ホテル「東急ステイ渋谷新南口」（東京都渋谷区）を10日にオープンさせた。なお、同ホテルは、渋谷区におけるハートビル法認定第1号プロジェクト。
両社では、東京都内をメインに従来の宿泊特化型ホテルとは異なる滞在型ホテル「東急ステイ」を積極的出店。渋谷新南口店は、同シリーズ9番目となる店舗で、渋谷駅周辺では1999年に開業の「東急ステイ渋谷」に続く2店舗目。
渋谷新南口店は、JR「渋谷駅」新南口より徒歩1分の地に位置。営団地下鉄および東急東横線「渋谷駅」からも徒歩7分と、ビジネス、プライベートなどさまざまなニーズに対応可能な拠点としての活用が期待される。客室は全111室。全室にLANを構築、100Mbpsの超高速インターネット回線を完備しており、利用は無料。料金は、連泊・長期の割引料金を設定し、朝食も無料で提供する。客室には、洗濯乾燥機、ミニキッチン、DVD付きテレビデオ、ズボンプレッサー等、長期滞在者にはうれしい設備を備えている。
両社では、すでに新南口店近接地に2004年開業予定の別館を計画。この他の出店も計画しており、都心部を中心に1,600室体制をめざす。