積水ハウス（株）は11日、鉄骨住宅「セントレージ」シリーズの新商品として、新たに「セントレージ・アビーナ」と「セントレージ・エルヴァ」の2商品を、3月15日より沖縄を除く全国で発売すると発表した。
「セントレージ・アビーナ」は、都市型環境において敷地を最大限に利用すべく、“現代の町屋”をイメージし開発した商品。外観は、シャープなフォルムと、パウダー塗装でやわらかな素材感を演出する新開発のアクセント外壁とで構成。木板の縦貼りをモチーフとしたサイディングをバルコニーの一部やロジア部分などに設け、洗練されたデザインとした。
また建物内には、アプローチからの一体感をもたせた玄関エントランスコートや、玄関からセンターコートへ連続した空間（アクティブコート）、バルコニーをプライベートガーデンやリビングダイニングの延長として活用できるプライベートコートなどを設置。建物の中だけを空間として捉えるのではなく、内と外とのつながりを重視し、光や風を取り込んだ設計提案のできる商品となっている。
北欧風の外観の「セントレージ・エルヴァ」は、切妻のシルエットを生かし、バルコニーの水平ラインで広がりを持たせたおおらかなシルエットを採用した商品。外壁材には、ウッディクラフト柄とアンティークレンガをモチーフにしたラフブリック柄を新たに開発し、木や石の自然な質感を取り入れるとともに、1、2階の色彩コントラストにより、明るい印象に仕上げている。
プランは、住まいの内外をつなぐスペースに光や風を積極的に取り入れるプランをはじめ、家にいながらにして自然の豊かさを感じられる住まいを提案。1階のピロティにサッシを設け、グリーンルームやサンルームとしての利用ができるほか、勾配天井を利用した採光が可能なサニースクエアはリビングと庭をつなぐタイル床仕上げとし、室内で屋外感覚を楽しめる空間を提供する。
なお、両商品ともに、こだわりのインテリアをメニューごとにパッケージ化した「Life PLUS Design」を用意。玄関やリビングなど、空間別に収納や照明といったプラスアルファのインテリアをメニュー化し、提案していく。
販売目標は、それぞれ100棟／月。販売価格は最寄り営業所に問い合わせのこと。