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藤和不動産、社内委員会活動で新収納システムを開発

「リーデンススクエア鎌倉台」の玄関収納

 藤和不動産(株)は11日、社内の委員会活動「Think With ムーブ」において、新収納システムを開発したと発表。

 「Think With ムーブ」とは、より良質な商品・サービスを提供するための具体的な施策づくりを行なうことを目的に、2001年4月に発足した同社社内の委員会活動。業務改善を含め、全社員から寄せられたテーマをチームごとに検討・具体化し、業務に組み込む活動を展開している。
 今回開発した新収納システムもこの活動の一環として行なわれたもので、顧客からの関心の高い「収納」について、見た目の良さと実用性を兼ね備えていること、ライフスタイルにより考えられる収納物を想定すること、使いやすいこと、スペースを有効活用すること、の4点をコンセプトに新たなシステムを開発した。
 開発したのは、「玄関収納」および「LD共用収納」。「玄関収納」には、ベビーカーやテニスラケットなどの長物を収納できるスペースを設けたほか、宅配便などの受け取りに使う印鑑やペンを入れるトレイを扉裏に設置。長い傘でも入るよう高さ1メートルほどを確保した傘入れスペースには、折りたたみ傘を掛けるフックや、扉を開けても傘が倒れてこないようハンガーパイプを設置するなどした。
 また「LD共用収納」では、ホースをつけたまま掃除機を収納できるスペースを確保すると同時に、可動式の金具を設け収納時にホースが倒れない工夫を施した。最下部には、古新聞入れやおもちゃ入れ置場を想定。キャスター付きの物入れを出し入れできるよう、床面は下枠のないフラットなものとなっている。
 なお、同システムはすでに、2003年2月に販売開始した「リーデンススクエア鎌倉台」(神奈川県鎌倉市、販売総戸数101戸)、3月発売開始予定の「藤和シティホームズ中野南台」(東京都中野区、販売総戸数35戸)において導入されており、今後も首都圏を中心に随時導入していく方針。


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