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FM国際大会「ワールドワークプレースジャパン2003」開催

開会の挨拶とこれからの協会の役割について話す、IFMA会長シーラ・シェリダン氏(上)、「日本は依然として対面情報社会。成長のためには改善を」と話す堺屋太一氏(下)

 国際ファシリティマネジメント協会(IFMA)および(社)日本ファシリティマネジメント推進協会(JFMA)共催による、ファシリティマネジメント国際大会「ワールドワークプレースジャパン2003」が3月18日、パシフィコ横浜(横浜市西区)にて開催された。開催期間は3月18日(火)~20日(木)の3日間。
 
 ファシリティマネジメント(FM)とは、企業・団体などが組織活動のためにファシリティ(施設とその環境)を総合的に企画・管理・運営する経営活動のこと。アジア地域初の本格的国際大会となる本大会は、日本におけるFM普及の起爆剤とすることを目的に開催。日本をはじめ、北米・欧州・アジア各国など、幅広い参加国が一堂に会する大会となった。
 講演会場のメインホールでは、IMFA会長のシーラ・シェリダン氏による開会の挨拶の後、経営の立場から、作家で内閣府特別顧問(前・経済企画庁長官)の堺屋太一氏が「知価社会における経済と経営」、技術の視点からは、建築家で早稲田大学理工学総合研究センター研究専任講師の大江匡氏が「FM、IT、建築」のテーマでそれぞれ基調講演を行なった。
 また展示ホールでは、FM事業を積極的に展開する約100社・団体が参加し、ブースごとにFM事例や新しいFM知識・技術を発表。多数の見学者とともに賑わいを見せていた。19日からは30を超えるパネルディスカッション、セッションも加わり、ますます盛り上がりを見せそうだ。
 本大会の詳しいスケジュールや内容については、(社)日本ファシリティマネジメント推進協会ホームページ(http://www.jfma.or.jp/)を参照のこと。


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