不動産賃貸管理およびアセットマネジメントなどを手がける(株)ランドトラスト(千葉市花見川区、代表:小守智氏)は20日、千葉市花見川区のオフィスビルの一部を家具・家電付きのマンスリーマンションにコンバージョンし、4月1日より運用を開始すると発表。
当該物件は、同区幕張本郷に所在する鉄骨3階建てのオフィスビル。全6室中4室に約1年間の空室期間があったことから、同社ではオーナーに対し、家具・家電付きマンスリーマンションへの用途転換を提案。具体的には、オーナー負担のコンバージョン工事を実施し、同社負担で家具、家電を用意。同社による10年間の賃料保証を付け、マンスリーマンションとして運用するもの。なお、マンスリーマンションとして運用するのは2室で、テナントの状況に応じ、今後部屋数を増やしていくことも視野に入れている。
工事期間は1ヵ月で、家具は3月下旬にセットし、4月よりマンスリーマンションとして運用を開始する。すでにホームページで入居募集を開始しており、1室については4月1日からの入居が決定。なお、1坪当たりの工事単価は約20万円で、同社は約2年半で投資回収ができると試算している。