(株)毎日コムネットは20日、今春竣工を迎える学生賃貸マンション「ウエストコースト千川」(東京都豊島区、総戸数61戸)、および築後14年目ながら依然として好評を博している物件「クレストメゾン三鷹」(東京都三鷹市、総戸数45戸)の見学会を行なった。
同社では、首都圏の大学生を中心に学生支援事業を展開。中でも学生マンション事業は、売上げを年々伸ばしており、今後も同社の中核事業として強化を図る方針だ。
今春竣工を迎える「ウエストコースト千川」は、3階建てながら居室数は61戸と学生マンションとしては大型の物件。池袋や新宿へもほど近く、利便性の高い立地にある。
1Kの居室は、全室フローリングで、バス・トイレは別。シャンプードレッサー、オートロック、ガスキッチン、インターネット常時接続サービスといった設備のほかにも、宅配ボックスや防犯カメラといった設備も基本仕様として備えている。また、豊島区のアメニティ地区内に位置するため、外から洗濯物が見えないよう物干し竿は低めに設置するなどの配慮も施している。ちなみに、募集開始から3週間で満室となったという。
一方、1989年竣工の「クレストメゾン三鷹」は、5階建て、全45室。間取りは15.42~17.38平方メートルのワンルームタイプで、全室に冷蔵庫、電子レンジ、ベッド、テレビとなどの家具が備え付けられている。さらに、セコムによる防犯システムを完備しており、24時間対応の健康相談が受けられるという特典も。
両物件とも賃料は6万円前後。同社では、いずれも低家賃ながら、現代の学生のニーズに応えた仕様の高品質な物件としている。
なお同社は、土地オーナーのリスクと負担を軽減するため「一括借上方式(サブリース方式)」による契約を積極的に採用。今後女子学生比率の増加、セキュリティニーズの向上などにより、学生マンションの需要はますます高まっていくものと見ている。