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大京、「インターネットおよび電話の利用実態調査」結果発表

 (株)大京および(株)ファミリーネット・ジャパンは、インターネットマンション入居者を対象に「インターネットおよび電話(固定電話・IP電話等)の利用実態調査」を実施。19日、その結果を発表した。

 同調査は、ブロードバンド・インターネットサービスが導入されているマンションに入居し、かつファミリーネット・ジャパンが提供するインターネットサービス「CYBERHOME(サイバーホーム)」の会員を対象に実施。調査期間は2002年11月30日~12月13日で、934人から回答を得ている。
 これによると、1世帯でインターネットに接続しているパソコンの台数は、平均1.5台。約3分の1の世帯で、インターネットに接続できるパソコンを2台以上所有していることがわかった。回答者のインターネットの利用状況は、「インターネットだけを利用」が69.0%ともっとも多かったが、「テレビを見ながら」(26.7%)、「仕事をしながら」(5.7%)、「家事をしながら」(2.8%)など、他のことをしながらインターネットを利用するいわゆる「ながら族」が約3分の1強を占める結果となった。
 IP電話サービスについても調査を実施。IP電話サービスの認知度は、回答者の半数以上がIP電話サービスを知っており、「聞いたことはある」を含めると約76%の回答者がIP電話サービスを知っていることが分かった。また、IP電話サービスを利用したいかどうかの問いに対しては、「条件次第(料金など)で利用したい」が大半を占めたものの、約70%の回答者がIP電話サービスを利用したいとしており、潜在ユーザーが多いことが分かった。なお、5.6%がすでにIP電話サービスを利用しており、その半数以上はフュージョンコミュニケーションズのユーザーであった。IP電話サービスを「利用しない」と答えたのは24%。このうち約4割が「電話自体をあまり使わない」「遠距離電話を使わない」などと利用しない理由を回答している。
 固定電話については、約9割の世帯に固定電話があり、1ヵ月の利用料金は「3,000円~4,000円」が最も多く、平均利用料金は4,543円であった。なお、利用属性としては、30歳代の女性がもっとも多く利用しており、利用時間は約3割が「1~2時間」で、定期的な通話先は約半数が「実家」と答えている。


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