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全宅連統合サイト「ハトマークサイト」スタート

テープカットの模様。写真右から2人めが全宅連・藤田会長(上)、「ハトマークサイト」トップページ(下)

 (社)全国宅地建物取引業協会連合会が運営する不動産物件情報一般公開サイト「全宅連統合サイト」(http://www.hatomarksite.com/)が4月1日正式稼働をスタート、記念の式典が開催された。

 国土交通省総合政策局不動産業課福富光彦氏、(社)全日本不動産協会会長中林増美氏はじめ多くの列席者を迎え、演壇に立った藤田和夫全宅連会長は、「平成15年度スタートの本日、ハトマークサイトがスタートを迎えた。今後、(社)不動産流通経営協会をはじめ四団体を統合した不動産統合サイトへの一本化へ向けた大きな一歩」と挨拶、テープカットを行なった。
 全宅連統合サイトの呼称は「ハトマークサイト」。47都道府県宅建協会の会員情報および物件情報をホームページにて公開し、一般消費者が自由に検索することができるサイトとなっている。物件登録方法は、協会毎にA(登録・検索等、すべて全宅連統合サイトのページのみ利用)、B(全宅連統合サイトに加え、各協会のホームページにも検索システムを設ける)、C(各協会独自の不動産物件公開サイトからデータだけ送信)の3方式から選択、参加する。A・Bで参加する協会では、ヤフー不動産等10以上のポータルサイトへの公開も可能となっている(有料)。
 4月1日現在、28協会から登録が可能となっており、7月頃までには47都道府県協会から物件登録が可能になる予定。どの位のアクセスを見込んでいるのか、との質問に、「早い段階で、1,000万アクセス到達は実現するのでは」(同協会流通委員長松尾宣文氏)とコメントした。


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