日本ビルファンド投資法人(NBF)は27日、不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として、現在信託受益権の75%準共有持分を所有している「つくば三井ビルディング」(茨城県つくば市)について、残る25%の追加取得を決定したと発表。
「つくば三井ビルディング」は、1990年に竣工した地下2階地上19階建てのオフィスビルで、土地面積6,280.82平方メートル、延べ床面積は26,266.10平方メートル。物件が所在するつくば市は、学園・研究都市としての特殊性から研究機関関係企業のオフィスニーズ、その従業者等をターゲットとした営業所等の進出が目立つエリアであり、同物件はその中でも、設備・グレード・知名度等の面で高い評価を受け、比較的安定した運用実績をあげている。2003年2月28日時点のテナント数は59社で、稼働率は81.7%。
NBFでは、東京都心部におけるポートフォリオの充実を図るために、同物件の信託受益権の追加取得を決定。信託受益権の100%を取得し完全所有権化することにより、流動性の向上が期待できるとしている。信託受益権譲渡契約締結および引渡しは28日、取得価格は20億1,000万円で、自己資金および借入金により、三井不動産(株)から取得する。
なお、同投資法人によれば、同物件による2003年度6月期運用条件への影響はないとしている。