トヨタ自動車(株)は、住宅事業の強化をめざし、4月1日付けで100%出資の新会社「トヨタホーム(株)」(名古屋市東区、代表取締役社長:立花貞司氏)を設立する。
今回の新会社設立は、顧客のニーズを迅速かつ的確に把握し、タイムリーに商品を企画・販売することをめざしたもの。社名には、「トヨタホーム」の商品ブランドを用い、ブランド力の強化を図った。
新会社は、「商品企画、営業、施工、アフターサービス」を担当するとともに、トヨタホーム販売店と一体となった地域密着営業を推進。外部からの人材採用を行ない、人的ソーセスの強化にも努めるなどの販売改革も実践する。
なお新会社は、準備期間を経て、同社住宅部門の商品企画機能および営業機能を移管し、2004年1月1日より営業を開始する。営業開始時点の社員数は約200名。設立時点での資本金は1億円、2005年度には1,000億円の売上をめざすとしている。