不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東急不動産、フジテレビ移転跡地にスケルトン賃貸住宅を竣工

「東急ビューレジデンス市ヶ谷河田町」外観

 東急不動産(株)は3月31日、都市基盤整備公団の民間事業者賃貸住宅制度(「スケルトン賃貸住宅制度」)活用による初の入居開始物件「東急ビューレジデンス市ヶ谷河田町」(東京都新宿区、総戸数816戸)が同日竣工したと発表した。

 「スケルトン賃貸住宅制度」とは、都市基盤整備公団と民間事業者との共同事業手法による都心居住推進をめざし2000年度に創設された制度。公団が建設した長期の耐久性を備えたスケルトン(躯体等)を民間事業者が賃借、インフィル(内装等)を施工し、一般賃貸住宅として運営・管理を行なう。
 同制度活用による初の入居物件となる同物件は、都営新宿線「曙橋」駅徒歩4分、都営大江戸線「若松河田町」駅徒歩5分、フジテレビ移転跡地(敷地面積約2.6ヘクタール)に位置する大規模開発計画。賃貸住宅4棟(超高層・中高層棟)と施設棟3棟で構成され、敷地内にはスーパーマーケットやデイケアセンター、民間保育施設なども完備される予定となっている。
 間取りは2LDK(専有面積84.21~119.25平方メートル)を中心に、ワンルームタイプ(51.86~53.23平方メートル)から3LDKタイプ(125.20~145.25平方メートル)までの全16タイプを用意。24時間有人セキュリティ管理のほか、ホテル並みのフロントサービスなどが提供される予定で、月額賃料は27万2,000円(ワンルームタイプ)から104万4,000円(3LDkタイプ)。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら