森ビル(株)は3日、文化都心「六本木ヒルズ」(東京都港区六本木6丁目)の一端を担う「六本木アカデミーヒルズ」を4月25日にオープンすると発表した。
六本木ヒルズは、区域約11.6ヘクタールに「文化都心」をコンセプトとして、オフィス、住宅、商業・文化施設、シネマコンプレックス、放送センターなど、多様な機能が複合した街。
六本木アカデミーヒルズは、六本木ヒルズ中央のメインタワービル「六本木ヒルズ森タワー」の最上部49・50階に開設され、美術館やメンバーズクラブなどの施設とともに文化都心のシンボルとなる文化複合施設「森アーツセンター」を構成する。
生涯教育機関「六本木スクール」、国際会議から少人数まで対応できるカンファレンスセンター「六本木フォーラム」、メンバー制24時間ライブラリー「六本木ライブラリー」、産官学共同の調査研究機能「リサーチ・ネットワーク」の4つの主な機能および施設を展開。また、国境や大学、産官学の壁を超えて集まった大学人有志の会「インターユニバーシティ・コロキアム」も設立される。
報道向け発表ではアカデミーヒルズ委員長やインターユニバーシティ・コロキアム発起人たちにより、施設の詳細や具体的な活動プログラムについて説明が行なわれた。
今後、国際会議や分科会の開催をはじめ、スクーリングやセミナーなど、メンバーによるオフキャンパス活動も各種展開し、特定非営利活動法人(NPO)としての申請も予定している。