不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東日本レインズ、2月の不動産流通市場の動向を発表

 (財)東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は10日、首都圏における2003年2月の不動産流通市場の動向を発表した。

 これによると中古マンションの成約件数は2,532件(前年比8.11%増)と前年比で2ヵ月連続の増加。新規登録物件数についても8,234件(同13.45%増)と7ヵ月連続の増加となった。また、成約物件平均価格は1,961万円(同▲1.19%)となり、前年比で2ヵ月ぶりに減少に転じている。成約物件1平方メートル当たりの単価は30.02万円(同▲2.47%)と前年比で再び減少、前月比も▲1.39%で2ヵ月連続の減少となった。
 戸建住宅の成約件数は1,108件(同8.41%増)で4ヵ月ぶりに増加。一方、新規登録物件数は5,366件(同▲1.01%)で、12ヵ月連続で前年同月を下回っている。成約物件平均価格は3,356万円(同▲4.79%)、新規登録物件の平均価格は4,105万円(同▲2.86%)となった。
 土地(100~200平方メートル)の成約件数は368件(同26.46%増)と大幅に増加。成約物件の平均価格は2,803万円(▲6.61%)と4ヵ月連続の減少、前月比でも▲3.68%となり再び減少に転じた。なお、新規登録件数は2,023件(同▲5.20%)、平均価格は3,158万円(同▲4.89%)であった。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら