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「東急ビューレジデンス市ヶ谷河田町」モデルルーム内覧会開催

1号棟、地上41階からの眺め

 東急不動産(株)は8日、都市基盤整備公団の民間事業者賃貸住宅制度(「スケルトン賃貸住宅制度」)活用による初の入居開始物件「東急ビューレジデンス市ヶ谷河田町」(東京都新宿区、総戸数816戸)の内覧会を開催した。

 同物件は、都営新宿線「曙橋」駅徒歩4分、都営大江戸線「若松河田町」駅徒歩5分、フジテレビ移転跡地(敷地面積約2.6ヘクタール)に位置する大規模開発計画。賃貸住宅4棟(超高層・中高層棟)と施設棟3棟で構成される。
 今回内覧会が実施されたのは、賃貸住宅棟のうち超高層となる地上41階地下2階建ての物件(1号棟)。30階までを公団の賃貸住宅とし、31階から41階の上層部が同社の賃貸部分となる。構造躯体は公団賃貸部分と同様であるが、ファミリータイプの公団賃貸部分とは異なり、サービス機能のある24時間有人のフロントや専用エレベーターを設けたエントランスをはじめ、内装や洗濯機などの住宅設備の搭載、ゆとりのある設計等で差別化を図った。また、六本木や新宿、皇居周辺など都心の眺望を眼下に見渡せる希少性の高い立地条件が特徴となっている。
 間取りは2LDK(専有面積84.21~119.25平方メートル)を中心に、ワンルームタイプ(51.86~53.23平方メートル)から3LDKタイプ(125.20~145.25平方メートル)までの全16タイプ。月額賃料は27万2,000円(ワンルームタイプ)から104万4,000円(3LDKタイプ)。ターゲットは主にDINKSや収入に余裕のある層で、現況はほぼ計画通りだという。


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