不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

三井不、「汐留シティーセンター」グランドオープン

オープニングセレモニー

 三井不動産(株)は10日、汐留地区開発プロジェクトの一つ「汐留シティーセンター」(東京都港区東新橋1丁目)をグランドオープンさせた。

 汐留地区開発は区域約31ヘクタールに複数のコンセプトからなる11の街区で形成し、同時に環状2号線や補助線街路313号線など周辺道路および地下鉄の整備や拡張を含むプロジェクト。
 汐留シティーセンターは、汐留開発プロジェクトの11の街区のうち、松下電工本社ビルおよび旧新橋停車場を含む複合街区B地区にあたり、地上43階・地下4階、高さ215mの賃貸オフィス・商業棟。ケビン・ローシュ氏の設計で国際的金融機関やIT関連企業等、先進的企業のためのセキュリティ・IT・省エネ環境を備える賃貸オフィス部分と街遊びを醸成する低層商業・高層レストラン等で構成されている。
 本社棟が立ち並ぶ汐留地区の中で数少ない賃貸オフィス棟で、約3,800坪に商業施設と60の店舗が集積。銀座からの商業空間に連続性をもたせ、客足の回遊を図っている。
 同日行なわれたオープニングセレモニーでは設計ケビンローシュ・ジョンディンカルー・アンド・アソシエイツのリー・エック・ティエン氏をはじめ松下電工(株)取締役社長西田一成氏、(財)東日本鉄道文化財団理事長住田正二氏、三井不動産(株)代表取締役岩沙弘道氏らが出席し、時代変遷を象徴したファッションショーの他、バルーンセレモニーなどが行なわれた。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら