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アットホーム、3月の賃貸住宅市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は17日、首都圏における賃貸物件の市場動向を発表した。

 同社への賃貸物件登録数は、居住用が66,970件(前年同月比24.0%増)で3ヵ月連続で過去最高を記録した。一方、事業用は7,421件(同▲9.5%)と前年同月比で5ヵ月連続のマイナスとなった。
 1平方メートルあたり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,660円(前月比0.8%上昇、前年同月比9.5%上昇)、アパートは2,100円(同2.4%上昇、同5.0%上昇)であった。
 1戸あたり登録賃料の首都圏平均では、マンションが11.36万円(前月比2.9%上昇、前年同月比2.9%上昇)、アパートは6.62万円(同0.2%上昇、同▲0.2%)となった。
 居住用賃貸物件成約数は22,755件(前年同月比1.5%増)で、再び増加に転じ、過去最高となった。地区別では、東京23区が3ヵ月連続で増加。埼玉・東京都下も復調した。なお、成約マンションの20%、アパートの15%が新築物件となっている。
 また、1平方メートルあたり成約賃料の首都圏平均は、マンションが2,530円(前年同月比2.4%上昇)、アパートは2,190円(同2.3%上昇)。1戸あたりの成約賃料の首都圏平均では、マンションが9.42万円(同▲2.4%)、アパートは6.43万円(同変動なし)となった。


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