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アセット・マネージャーズ、2003年2月期決算を発表

 アセット・マネージャーズ(株)は17日、「2003年2月期決算」の説明会を行なった。

 同社の当期単体業績は、売上高16億6,800万円(対前期比317.9%増)、営業利益4億7,600万円(同228.9%増)、経常利益4億3,800万円(同207.9%増)、当期純利益2億4,400万円(同205.7%増)であった。
 同社は、ファンド事業を中心とする(株)アーバンコーポレイションの子会社(株)ピーアイテクノロジーと、M&Aを主体とする旧アセット・マネージャーズの吸収合併により設立された会社で、買収された企業保有の不動産を流通化および不動産ファンドとして販売、さらにそれを通じて生じるさまざまなアドバイス業務に対しての各フィー(手数料)等で収益を挙げている。また、新日本紡績(株)の株式53%を取得し、当該法人の再生業務を行なっていることでも知られている。
 今後の取り組みとしては、現期末の運用残高合計約320億6本のファンドを、2004年2月には10本とし、ナスダック上場による資本マーケットから直接資金調達手段を確保、本格的な企業再生ファンドの開始、また金融機関、外資の投資銀行および業界内各連絡企業とのネットワークを構築していくという。
 なお、次期見通しについては、売上高17億9,100万円、経常利益5億円、当期純利益2億9,100万円を見込むとしている。


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