パナホーム（株）は、創業40周年記念商品として「The SOLANA」（ザ・ソラーナ）を、21日より、北海道・沖縄・積雪寒冷地域をのぞく全国で発売開始した。
“太陽に愛される家”をコンセプトとして開発された同商品は、日本人の価値観にうったえかける「自然との融和」を、新しい設計提案と松下グループの先新技術とで実現。家族のふれあいを育みながら光と風を満喫しつつ、健康・快適で省エネにも配慮したくらしを提案する。
高級感のある屋根材を使用した段差のある6寸勾配の大屋根や深い陰影のあるALC（軽量気泡コンクリート）の外壁、インナーテラスの採用により日本の伝統家屋が持つ和のイメージを創出。外壁については自然の風合いで個性豊かなタイル外壁がバリエーション豊かに展開する。また「陽だまり空間設計」として、スキップフロアや吹き抜け、勾配天井、トップサイドライト等の採用による、明るくダイナミックな空間構成を提案。その他にも、くらしに合わせた照明や安全性に配慮した防犯センサー付照明の採用等による「灯だまり」、くつろぎの暖炉や囲炉裏、省エネ・環境にも配慮した床暖房や太陽光発電システムによる「火だまり」を提案していく。
同商品では、松下産業機器（株）との共同開発による家庭内ネットワーク「ハウスルー・ネット」が標準装備となっており、追加サービスとして、不審者等が確認された場合に電話でセコム（株）に現場急行を依頼できる「セコム駆けつけ機能」が業界で初めて付加される。
価格は、代表キープランで3.3平方メートル当たり88.3万円。今回、同商品のコンセプトをバリエーション展開したシリーズ商品として「ソラーナRX」「ソラ－ナFX」を同時発売としており、シリーズ全体で初年度1,200棟の販売をめざす。