日本コンストラクション・マネジメント協会（会長：京都大学教授 古阪秀三氏、略称：CMAJ）は22日、「（暫定）日本CM協会認定コンストラクション・マネジャー」の合格者を発表した。
同資格試験は、2005年に実施を予定している「日本CM協会認定コンストラクション・マネジャー」資格試験の前段階として選定されたもの。選定事務局（京都大学、金多 隆氏）と委員長・鈴木晴紀氏（東京電力（株））ほか9名の選定委員によって行なわれた選考は、個人情報と論文等の提出物とを別々に管理するなど、「CMの性質上、個人による偏った判断にならないよう配慮した」（古阪会長）という。
同試験では、応募総数74名のうち、過去10年間によるCM業務の実務経験による実績、保有資格、論文による書類選考を通過した33名について面接が行なわれ、最終的に33名が合格。合格者は、2003年度中に発行を予定している「（仮称）CMガイドブック」の作成や資格試験の問題作成、2004年度以降に開講予定の「（仮称）CMスクール」への協力、さらに同資格試験制度普及のための啓蒙活動等を行なっていく。
なお、選定委員や選定の経緯、基準については、同協会ホームページ（http://www.cmaj.org/）で公開されている。