東急リロケーション(株)は23日、(株)デベロツパー三信(東京都中央区、社長:安藤 勇氏)とのJVにより、「ねこ」をテーマとしたペット共生マンションプロジェクトを開発したと発表。
同社では、このたび二子玉川でテーマパーク「いぬたま・ねこたま」を運営するMKスエマツ(株)(東京都渋谷区、社長:末松 脩氏)と業務提携することにより、ペット共生賃貸住宅の賃貸運営受託に積極的に取り組んでいくことを決定。第一弾として、現在建設中のマンション(世田谷区池尻、総賃貸戸数56戸)において、ペット可マンションというカテゴリーからさらに踏み込んだ「ねこ」をテーマとした賃貸マンションを企画した。
共用部にはペットインジケーター付エレベーターやグルーミングスペース、専有部にはペット専用くぐり戸、ねこ用トイレスペース、ねこ専用の壁階段等を設置するなど、都心部の単身者・DINKS向け住宅のペットとして行動学的に適していると言われる「ねこ」に限定した仕様に特化し、愛猫家のニーズに応える。また1階にはMKスエマツによるペットショップの出店が内定。多種多様なきめ細かいサービスを提供できる体制を構築していくとしている。
予定賃料(管理費別)は、1Kタイプ(16戸)が11万円~12万円台、1LDKタイプ(40戸)が14万円~19万円台。竣工、入居開始はともに、2004年3月下旬の予定。