不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

OJR、「2003年2月期決算」発表

 オリックス不動産投資法人(OJR)は24日、「2003年2月期決算」を発表した。

 当期運用状況の営業収益は48億300万円、営業利益は21億8.900万円、経常利益は19億1,500万円、当期利益は19億1,300万円であった。一口あたりの分配金は15,501円、分配金総額は19億1,200万円、配当性向は99.9%。
 同投資法人が保有する資産は、2003年2月28日現在で運用不動産40物件、取得価格の総額は1,049億円。主たる投資対象の事務所物件については、各々のテナント対応を通じて収益の維持を図るとともに、管理コストの低減によって内部成長をめざしている。前期に実施したPM会社の見直しに引き続き、当期は建物メンテナンス会社の見直しを実施し、2002年12月から新たな管理体制を敷いている。これにともない、26物件について契約ベースで年間約13.4%のコストダウンを実現した。
 次期見通しについては、現在保有する40物件に加え、今年4月18日に取得した「オリックス池袋ビル」(東京都豊島区、取得価額95億7,700万円)を含む41物件を保有物件とし、営業利益50億7,700万円、経常利益17億万5,900万円、当期純利益17億5,900万円、1口あたりの分配金14,262円を見込む。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら