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三井ホーム、「2003年3月期決算」発表

 三井ホーム(株)は28日、「2003年3月期決算短信」(単体・連結)を発表した。

 当期単体の売上高は1,549億1,300万円(対前期比8.4%増)、営業利益は5億8,300万円、経常利益は10億6,700万円、当期純利益は▲19億1,600万円であった。
 当期連結業績(対象22社)の売上高は2,237億9,200万円(対前期比3.2%増)、営業利益は10億6,600万円、経常利益は11億1,700万円、当期純利益は▲4億3,900万円であった。
 同社では、建築請負事業における2002年4月に地域営業本部制の導入や販売施工代理店5社の直販化による営業力の強化などの経営構造改革の指針などにより、売上高は増加、経常利益の改善となった。一方、販売施工代理店2社の整理損などグループ内事業再編に伴う関係会社に対しての貸倒損失繰入額等特別損失の計上により当期純損失4億3,900万円を計上するにいたった。
 次期については、経営構造の抜本的諸施策の実現に向け、営業・設計一体組織の導入、中長期視野での事業拡大を目指す賃貸事業専業組織の設置、アフターメンテナンス体制の強化などに注力し、恒常的な利益創出企業への変革をめざし、業績の更なる回復を図るとしている。見通しとしては、中間期で、売上高940億円、経常利益▲48億円、当期純利益▲35億円、通期で、売上高2,250億円、経常利益21億円、当期純利益7億円を見込んでいる。

※4月30日18時配信の本ニュース記事中に、一部誤りがありました。現在配信中のものは、すでに訂正済みのものですので、こちらをご参照ください。三井ホーム様はじめ関係者の方々には大変ご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。


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