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不経研、4月の「マンション市場動向」発表

 (株)不動産経済研究所は13日、首都圏・近畿圏の「2003年4月度マンション市場動向」を発表した。

 これによると、首都圏における新規発売戸数は4,873戸で対前年同月比▲4.9%、対前月比では▲49.1%と大幅に減少。1戸当たりの平均価格は3,880万円で前年同月比▲2.6%、前月比▲8.2%といずれも減少した。1平方メートル当たり単価(52.3万円)は、前年同月比0.2%増・前月比▲5.3%。一方、契約率は前月比▲3.9ポイント・前年同月比2.4ポイント増の74.9%であった。
 4月末現在の翌月繰越販売在庫数は9,423戸(前月比▲458戸)。即日完売物件は、「コスモポリス品川 1期1次」(東京都港区、160戸、平均4,782万円、平均3.0倍、最高43倍)など30物件、1,400戸。
 近畿圏における新規発売戸数は1,589戸(対前年同月比▲5.9%、対前月比▲57.7%)で、契約率は73.1%(同2.1ポイント増、2.7ポイント増)。1戸当たり平均価格は3,151万円、1平方メートル当たり単価は40.9万円と、いずれも前年同月比で4ヵ月ぶりの増加となった。
 4月末現在の継続販売在庫数は6,131戸(前月比▲510戸)。即日完売物件は、「セレッソコート福島ウエストライブ 1期」(大阪市、20戸、平均2,995万円、先着順)をはじめとする8物件、501戸。
 なお、5月の発売戸数は首都圏が6,500戸前後、近畿圏4,100戸程度の見込み。


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