ニチモ(株)は21日、「2003年9月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期単体業績の売上高は249億4,600万円(前期比1.4%増)、営業利益は7億2,100万円、経常利益は1億9,400万円、当期純利益は▲5億800万円となった。
また、当期連結業績(対象3社)の売上高は265億6,400万円(前期比0.8%増)、営業利益は6億9,100万円(同10.3%増)、経常利益は▲5,300万円、当期純利益は▲6億1,700万円であった。
当中間期は、マンション分譲事業と関連事業において、マーケティング強化による対象顧客の明確化を図るとともに、当社独自のマンション企画基準「イデアデザイン」を追求。顧客重視の商品開発・サービスの充実に努め、積極的な営業活動を展開した結果、売上高で前期比0.8%増と改善したものの、固定資産売却損、投資有価証券評価損等を特別損失として計上したことにより、6億1,700万円の純損失となった。
なお通期は、引き続き商品開発・サービスの充実に努めるとともに、原価・販売経費の削減を図り、収益力の強化および財務体質の改善を推進するとしており、売上高713億4,000万円、経常利益32億円、当期純利益1億5,000万円を見込む。